スクラッピング法
- SCRUBBING METHOD -
歯ブラシの先端は歯の面に直角にあて小刻みに往復運動させ、噛む面も直角にあて小刻みに往復運動させます。歯と歯肉の間には入れないでください。
バス法
- BASS METHOD -
①歯ブラシの毛先を４５度の角度で歯肉に当てます。
②そのまま押し当てながら、歯肉の縁の方に滑らせます。
③この位置で、歯ブラシを小刻みに（２ｍｍ幅くらい）振動させます。
④歯ブラシを回転させます。
ハブラシだけでは、歯垢（プラーク）を完璧に取り除くことは困難です。歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助道具を使用することは非常に効果的です。
歯間ブラシの使い方
- INTERDENTAL TOOTHBRUSH -
①歯と歯の間のサイズにあった歯間ブラシを選びます。
②歯と歯の間にブラシ部の先端から挿入し前後にゆっくりと動かして清掃します。
歯間ブラシ使用上の注意
- INTERDENTAL TOOTHBRUSH -
①歯間ブラシは、歯科衛生士指導のもとご使用下さい。
②適切なサイズをご使用下さい。合わない物を無理に挿入しますと歯や歯肉を傷める場合があります。
③植毛部分を手で回したり歯間挿入後ブラシを回転させないで下さい。毛が抜けたり耐久性が低下します。
④ワイヤー部分を曲げたり戻したりするとワイヤーが折れてしまうことがあります。
デンタルフロスの使い方
- DENTAL FLOSS -
①両手の中指に巻いてちょうど良い長さの所で切ります。
②上の歯の場合、親指と人差し指でフロスをつまみます。
③フロスを歯の間に入れ、根本から歯垢を掻き上げるイメージで動かします。
④下の歯の場合は両手の人差し指をフロスに添えて使います。
デンタルフロス使用上の注意
- DENTAL FLOSS -
①デンタルフロスは、歯科衛生士の指導のもとご使用下さい。
②歯肉に強くあてすぎると出血や炎症を起こす原因になりますのでやさしく動かして下さい。
正しい歯磨き
- BRUSHING -
人生80年といわれていますが、残念ながら歯の寿命はそれほど長くありません。およそ60年といわれ、残り20年間私たちは歯なしで過ごさなければなりません。歯を失う原因は主にむし歯、歯周病ですが、それを予防するためには、歯垢（プラーク）を除去し、口の中を清潔に保つことが重要です。
予防に勝る治療はありません。健全な食生活を送り、クオリティーオブライフを高めるためにも、ぜひ正しい歯磨きの仕方を習得し歯の寿命を延ばしてください。
正しい歯磨きをするためには、まず自分に適したハブラシを選ぶことが重要です。一般的にはブラシ部が小さめで、毛先がまっすぐ、毛の硬さは普通が良いとされています。
正しい歯磨きの仕方を身につけると共に、定期的に歯科健診を受けることも予防の大切な手段です。普段のハブラシでは取れない汚れや歯石を除去し、口の中の健康をチェックします。
このときに正しい歯磨きができているかどうかも確認します。また食習慣や生活習慣の状態を見直すことも重要です。
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